三浪の忘れ物サミット

世の中の忘れそうな、わざわざ考えるほどじゃないことだけ真剣に考える

浪人のつくり方

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浪人は突然路地の片隅からにじみ出てくるわけではない。
今日は浪人の作り方をご紹介したいと思います。
(2019年2月追記)ブログ開始当初の無茶苦茶な記事なのでご了承ください笑



2018年1月13,14日はセンター試験
この日志望校を予備校へシフトする人や浪数が増える人が多数いそうなので
地獄への先駆者として自分の残したガタガタの轍とそのターミナルを記しておきます。




まず、僕の場合浪人になる素養に満ち溢れていました。

①高校の浪人率は4割、理系はおそらく6割程度
②勉強が苦ではなかった
③比較的人と会わずとも震えない人種だった
④大学に入る前にやってみたいことが腐るほどあった
⑤家計が厳しく私立理系に行くお金がなかった(高校では理系だった)
⑥親が寛容だった
⑦正直高3の秋には大学行くより浪人したいと思っていた

パッと思いつくだけでもこんなところ。
大学では統計学専攻なのでいつか浪人統計取って分析してみたいところですが、浪人になりやすい要素には大きくわけて2つあると思います。


1つは外的要因。上記の①、⑤、⑥。
特に⑤に関してはもう物理的に不可能なので現役の時は私立を受けもしなかったです。

高校が理系だったが私立理系に入れない恐怖から理系への興味を喪失、京大経済の理系科目だけで入れる科を現役時は受験したが、浪人中にリスクマネジメント的に文転、私文への逃げ道を作るという弱腰。
とはいえ今となれば理系文系幅広く色んなものに基礎知識を得られたおかげでだいぶ人生楽しい。人生、知識を楽しむ感性になるのが一番持続的に幸せになる方法だと思われ。


外的要因に悩まされている人はぜひとも強い精神を持って頑張ってほしいです。
大学に入ると自分よりもっと地獄の最下層から独力で這い上がってきた人がいます。

彼ら彼女らへの尊敬から厳しいことを言うが、下には下がいるので自分に悲劇的にならず前を向くべきであるのです。
いずれ大学に入れた時、君のその生き方を褒めてくれる人が必ず現れるでしょう。大学はそういうところです。


そしてもう1つ浪人の主な要因は内的要因、すなわち本人の後天的な性格。上記の②、③、④、⑦。
僕の周りにいる浪人生を見ていてもこの傾向にある人はかなりいます。
とはいえ三年間宅浪でフリーターやったり株やったり作曲勉強したりしていた放蕩息子は僕くらいだと思うが。
こういった高校生、浪人生は十分気を引き締めた方がよいです。気づいたら三浪していた僕のようになります。

稀に、社会に身を置くより、監獄にいた方がマシ、と考え犯罪に走る老人などが取り沙汰されるが、まさに僕もそんな感じだった。ずっと靴を履きたくなかった。朝の日差しを浴びたくなかった。


大学生の縁語である”ウェイ”は多くの場合悪い意味で使われるが、このウェイは誇るべきタレントだと最近痛感する。
僕のような心が上手く弾めないメンタル弾性力の低い人間は、思い描くウェイの日々に憧れることができず、大学に進学するモチベを掴み損ねました。


しかし、高校から現役で入った明るい、友達の多い、ウェイの原石のような子達は多くが現役で大学に進学。
そして彼らの多くは望むがままに一流のウェイとしてキャリアを積み、ウェイとして就活でも重宝され、結果的に大手企業で幸せに暮らしています。三浪なので既に就職してる同級生が多々います。

もはや僕はウェイに畏敬の念すら抱いている。
現在の大学の同学年を見ていても、この人は成功するだろうという人は、明るく、元気で、はきはきしていて、そしてよく飲む。
陽オーラに当てられると死んでしまうゾンビ系大学生こと僕は非常に悔しいがこれが現実です。


ある意味僕が高校の頃描いていた歪んだ大学像は当たらずとも遠からず。
なので、ウェイになる素地がある高校生、浪人生はぜひそんな大学生活をモチベに頑張ってほしいです。君達の将来は約束されたも同然でしょう。



そしてウェイになれない人の大学へのモチベは、「大学にも一定数ウェイになり損ねる仲間がいる」ということ。
ゾンビは新たなゾンビを生み出すのがこの世界の法則。
ゾンビ仲間を見つけてマニアックな趣味を共有するのも一興です。

そして実際に結果残せるタイプの意識高い系や同じゾンビなのにすさまじいポテンシャルを持ったゾンビなど、面白い人間がたくさんいます。
やりたいことに打ち込み、仲間と今まで以上に大きな結果を社会的にも残せるようになるのが大学でしょう。
ウェイとは違う世界でも十分楽しめるということが何となくようやくわかってきたところ。



浪人のつくり方と題しておきながら浪人への反面教師的諸注意と大学進学のすすめに終わってしまったが、志望校に落ち早稲田政経に入ったゾンビ系大学生の僕でも断言できる。大学は面白い。
なのでぜひ、これからも心を強くもって自分のために頑張ってほしい。


大学が面白いというのは早稲田が面白いだけな可能性もあるがその話はまたの機会とします。


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