三浪の忘れ物サミット

世の中の忘れそうな、わざわざ考えるほどじゃないことだけ真剣に考える

三浪就活の経過報告①

f:id:sanrouda:20190218085200p:plain三浪は就職できない

そんな風にネットでは未だに言われていますが実際のところどうなのか。


現在早稲田文系3年の僕の就職活動の近況をご報告しようと思います。忙しい人のために言っておくと、多分何とかなります。

ありがたいことに『三浪 ブログ』でググッてみたら何もSEO対策やってなかったんですがトップにこのブログが来るようになってしまいました。

なので、本当に悩んで検索している当時の僕のような方々に少しでも多浪・三浪の学生生活と就活についてお伝えしなければと思った次第です。

↓ ↓ 本日の話 ↓ ↓

就職活動の流れ



まず就職活動の流れをサラっというと、大学3年の夏から大学4年の春~夏くらいが基本的な就職活動の期間です。

メインコンテンツは、夏休みのサマーインターン、秋~冬のインターン、そして本選考。こんな感じです。

したがって、夏休みのサマーインターンの選考が始まる6月くらいから、僕は動きました。夏のサマーっていっちゃうあたり三浪ですね。

ちなみに大学3年になるまで6月から就活始まることを僕は知りませんでした。

現在は情報過多ゆえに有益な情報への感度がものを言う時代です。ゆえに就活はこのご時勢でも情報戦です。

ただ、コミュニティによっては就活の話をした者は意識他界系認定される文化があるようです。古き良き同調圧力、奴隷道徳みたいですね。お気をつけください。

インターンとは



さて、まずインターンというのは、要は数日間の職業体験で、学生は企業の社風や仕事内容を経験して自分とマッチするか考える機会になります。企業側はワークを通じて優秀な学生を見つけ、こっそり内々定を出し青田買いする。そんな感じの出会い系です。

ゆえにインターンに参加することで就職に一歩近づくわけです。

副次的なメリットとして、~~のインターン行った!と他社の面接で言うと「なるほど、活動的かつ優秀な学生だ」と早合点してくれます。人事も序盤の面接は人数多く忙しいのでインターン参加実績を判断材料にしてしまうのです。

他にも学生が参加するメリット、企業が開催するメリット色々ありますが、割愛します。

三浪の就活~夏~



三浪の先輩に「サマーインターンだけは行っとけ」と言われたため、僕はとりあえずインターンの選考に参加したわけですが、死ぬほど落ちました。

本採用の選考ではなく、たった数日間のインターンの選考ですらガンガン落ち、3浪のせいだと思いこんでいました。

が、集団面接やグループワークを通じて、意識高い系に出会った僕は衝撃を受けました。彼らが自分とは比較できないような努力を大学生活でしていたのです。

起業とか、海外で長期インターンとか、ベンチャーで今まで何社も長期インターンしてきたとか。

一方の僕は、「大学でいちご大福を研究してました」とか。「趣味はツイッターです。」とか。

人事もポカーン。そりゃ勝てるわけない。

自分は優しいですよ!そこそこ話せます!やや面白いんです!伝われこの思い!!

みたいな初動だったんですが、そんなの企業からすれば知ったこっちゃないんですよね。

インターンで青田買いしたい人材はロジカルで、経営をリードできる、そんな人達です。

そうでなければ、目を見張るような行動力のある人だと思います。僕は海外に行った経験もない3年間宅浪引きこもりニート出身の年齢高い系なので、ロジカルになるしかないです。

人柄は二の次だと悟りました。本採用でも人柄だけで採用するのは余った枠じゃないかと思います。

でも、それと同様に、企業からすれば多浪かなんて知ったこっちゃないんです。

ってことで間違いないです。就活に負けても三浪のせいではないです。

学生によっては、面接の前にあるエントリーシート(ES)という学生生活頑張ったことなど書いて送る履歴書選考だけで落ちる人たちもいます。

あれは学歴やステータスで面接する学生にフィルターをかけるために行っている企業が多いです。

それをほぼ全て3浪は通過していたので、3浪だけで落とされることは基本ないです。業界でいうと大手のメーカー、広告やIT、通信、出版、急成長ベンチャーとかです。(金融など、昔懐かしいお堅い考え方のとこは落ちるかもしれません。)

したがって、大学受験する方々は、現浪関わらず、安心してマーチ以上の大学を目指してください。それより下はESで落ちる可能性高くなりそうです。

三浪の就活~冬~



そんな8月前半までで絶望した僕でしたが、3浪の強みである七転び八起き的な何かを発揮して、

「今の自分じゃ市場価値ない!できない三浪はただの三浪や!

と一念発起。周りが金融などのサマーインターンごりごり参加する中、何も参加できずにいた僕は8月開催のサマーの選考ぶん投げて、有名じゃないweb広告のベンチャーで長期インターン始めました

サマーは今しかできないのに!って人に言われたりしましたが、今ビジネスの経験つんで、スキル増やして、自分を作っておかない限り、これまでの学生生活で積んだなけなしの市場価値の切り売り、それ以上のものを生めない就職活動で終わるなと痛感したので始めました。

その結果、9月以降のインターンの選考はだいぶ通るようになりました。大手もベンチャーも。

IT、web寄りの、かつ集客やマーケティングという経験は、基本どの企業にも刺さる価値なので、わりと得してます。

あとなぜかそれが評価されてからは、「三浪」や「いちご大福」というしょーもない部分も評価されるようになりました。面白いですね。「いちご大福×IT」という誰得な新領域。

むしろ、インターンに参加すると三浪に好感を持ってもらえるというか、三浪で得してる気すらしてきます。

ただの三浪でなければ、三浪は強みになりうるかもしれないです。本当に。

(2019年2月追記)↓その後の近況報告です。結局悩んでますね。
www.hikirou.com

まとめ



三浪は就職不利、就職できない、良いとこ行けない、は多分嘘です。

ちな、二浪の早稲田の友達で就活無双してる人もいるので、多浪全般大丈夫です。先にも言いましたが、大学と学部によっては入り口のESで大学名見られて落ちる可能性はあるかなと、経歴で差が出るのはそこだけです。3浪だから落ちる、はないです。

大事なのは、大学入るのに何年かかったかではなく、大学入ってから何をしたかだと愚考します。何回もその後ある面接で、大学で何を考え何を実行してきたかを言う時間が非常に長いです。ここで差がつくので、3浪とかわりとどうでもいいです。

日の目を浴びず頑張り続けた期間、そこで独り悩み内省したことで生まれた自分の性格、価値観は、大学以降行動が伴えば希少価値が高く代わりの利きにくいとても有益な人材になれると思います。僕もそう信じて頑張るので皆さんも頑張ってください。

多浪や多浪フラグに震える方々を元気づけたくて就活終わったような勢いで偉そうに言いましたが、途中経過なので、本採用落ちまくったらごめんなさい笑

その時はお通夜ブログ書くのでご焼香お願いいたします。


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